文学
身体の成長は目で見ることができるため、大人たちは子どもの行動を笑顔で見守りながら待つことが出来ます。
一方、こころの成長は目で見ることができないため、時には大人の都合や勝手な
解釈で、子どもの心を置き去りにしてしまったり、無理強いをしてしまうことも
あるかもしれません。
子どもたちの「心」の成長に寄り添い、その成長を見守っていける様にありたいと
願いながら、日々の保育に取り組んでいます。
幼児期は、「ことば」や「話しを聞くこと」への関心を育てる大切な時期です。
「ことば」の世界に出会う喜びや集中する体験をもつことが、「学び」への姿勢や
想像力を豊かにすることに繋がっていきます。
通り一遍に物語の筋を知ることよりも、話の主人公に同化して様々な気持ちを
経験したり、「言葉遊び」でリズムや音を楽しんだり、「詩」の行間から様々な
気持ちを体験していくこと等を通して、子どもたちの心の糧を育んでいきます。
《幼児期の文学作品の種類》
・お話(日本や外国の昔話・創作)
・伝承詩
・語呂合わせ
・即興話
・詩
《表現形態》
・素話
・読み聞かせ
・絵本
・道具を使った話・人形劇
・子どもの再現(人形などを使って)